～ 光の波プロジェクト ～
海岸に打ち寄せる波と光によるアート「NIGHT WAVE ～光の波プロジェクト～」は2015年、神奈川県逗子海岸において世界で初めて開催されました。映像クリエイター、照明デザイナーの照明技術と特殊照明「ホロライト」によって打ち寄せる波を青くライトアップして幻想的な光景を創り出します。その後、全国各地の海岸で開催され、多くの人に波の光を体感していただいています。
2023年12月には静岡県袋井市同笠海岸にて県内で初となる「NIGHT WAVE ～光の波プロジェクト～ in DORI」が開催されました。（株式会社 NIGHT WAVE監修）
静岡発の光技術と地域資源を融合し、地域の魅力を発信していきます。
袋井市で開催したNIGHT WAVEにおいて監修を担当した株式会社NIGHT WAVEの照明デザイナー矢野大輔氏の作品への想いを映像収録しました。自然と光が織りなすアートをご覧ください。
静岡県内で初開催
～光の波プロジェクト～ in DORI
2023年12月に袋井市同笠海岸にて、静岡県内初開催となる「NIGHT WAVE ～光の波プロジェクト ～ in DORI」が行われました。（株式会社 NIGHT WAVE監修）
このイベントは袋井市の地域活性を目的としており、官民一体となって開催したライトアップイベントとして多くのメディアから注目を集めました。
今回のライトアップに必要な電力はすべて電気自動車から供給を行いました。
NIGHT WAVEに使用されているホロライトは消費電力がとても少ないため、多くの照明をつかうライトアップイベントでもCo2排出量を抑えることができ、環境への負荷を軽減しています。
雨の中浮かび上がる幻想的で不思議な光にしばらく見とれていました。天気が良ければ、また違った美しさを目にすることができたかもしれません。
小学生の息子と娘を連れて家族で見に行きました。波が青く光る光景を見た瞬間の子どもたちのキラキラした目が忘れられません。素敵な思い出が1つ増えました。
写真撮影が趣味で、この日限りの幻想的な風景をカメラに収めることができました。早速Instagramに投稿したいと思います！
防潮堤の整備により安全度は高まりましたが、私たちの暮らしから少し遠くなってしまった海を取り戻したいとの思いから、『海のにぎわい創出プロジェクト』を立ち上げ、沿岸部の活性化に取り組んでいます。
今回のNIGHT WAVEでは、同笠海岸の更なる可能性を感じました。今後も袋井の海の魅力を発信していきます。
今回同笠海岸の広大な海で実施できるということで、NIGHT WAVEの基本的なカラーである青色に、袋井市のカラーである緑色を入れて青緑で作品を作り上げました。夏場は何もしなくても海に人がやってきますが、秋や冬、春など寒い時期に入ると途端にパタッと人がいなくなってしまいます。足を運ぶことのない海にたくさんの方が訪れていただくことで、新しい冬の風物詩としてNIGHT WAVEが存在できれば嬉しいです。
NIGHT WAVEは開催する場所によって波の質がまったく違っており、繊細な波もあれば迫力のある波もあります。同じ表現は二度となく、ずっと見ていても飽きない、そんな空間を演出します。
